『同伴』とは? 高級クラブの基本的なシステム Part2

クラブにおける「同伴」とは?

クラブではなくても、「同伴」という言葉自体はナイトワーク業界では有名なのではないでしょうか?
「同伴」とはクラブが開く前にお客様と一緒に外で会ってお食事などをしてから一緒にお店に行くことを言います。
ホステスがお客様と「同伴」して出勤することから、その名がつきました。
クラブにおける同伴も意味や流れは同じで、ホステスはお客様と一緒にお出掛けします。
内容は食事が中心ですが、お客様によってはゴルフ同伴などに出掛けるなど、お客様の趣味によって様々な場所に行くことになります。

それでは、ホステスが同伴に行くことのメリット・デメリットとは何なのでしょうか?
この記事では、ホステスが同伴を行うことのメリット・デメリットについてまとめますね。

ホステスが同伴を行うメリット

まずはホステスが同伴を行うことのメリットからご紹介します。
同伴って何のために行くんだろう?同伴って行く意味あるの?
そう疑問に感じている方はぜひご覧ください。
同伴に行くことにはメリットが多く、今後ホステスとして成功するためにもとても重要な意味を持ちます。

同伴手当が出る

まずは金銭的なところからいきましょう。
同伴をすれば同伴手当が出ます。
お店にもよりますが、5000円程度です。
クラブの中で働くお給料としては低く見えるかもしれませんが、手当と考えるとかなり魅力的です。
同伴は係のホステスだけではなく、お客様に気に入られればヘルプが行くこともあります。
係の場合は同伴の回数にもノルマがあり、ヘルプにはありません。
ヘルプが同伴に行けばそのお客様の係のホステスのノルマを肩代わりすることになるので、その分係のホステスから直接手当をいただくお店もあります。
手当をいただく形式は様々ですが、同伴に行くことで金銭的にもメリットがあることは事実です。
手当をいただくことも考えて、同伴に誘われた際は必ず事前にママや係のホステスに報告しておきましょう。

次の来店に繋げることができる

同伴はお客様から見ても楽しいものです。
お客様にあなたとの同伴を楽しいと思ってもらうことができれば、またお店に会いに行こうと思ってもらえる確率が高まります。
会員制の高級クラブも、お客様に来店してもらえなければ潰れてしまいます。
お客様に気に入られること、また来たいと思ってもらうことはあなたがホステスとしてそのお店で働き続ける上でもっても大切です。
さらに、たくさん同伴に誘われるホステスは、それだけ魅力があるホステスだと捉えられます。
ママから見ても「この子はお客様から愛されているホステスなのね」とわかれば、次に係のホステスに昇級するのはあなたかもしれませんよ。
ホステスとして成長するためにも、同伴に行ってお客様に喜んでもらうことはとても大切なことだと言えます。

同伴ノルマを消化することもできる

先ほども少し触れたように、同伴ノルマを消化することにもなります。
ほとんどのお店では、同伴の回数にノルマがあります。
大抵は係のホステスにのみ課されている場合が多いですが、お店によってはヘルプにも同伴ノルマがあります。
自分のノルマを消化するためにも、同伴には行きましょう。
とは言え、お店に入って早々厳しいノルマを課せられる心配はありませんので安心してくださいね。
ノルマを達成することが出来なければ減給されたり、昇給から遠のいてしまったりと困るのはあなた自身です。
最低限、あなた自身のノルマは消化できるように尽力しましょう。
そのために接客を頑張ったり、お客様とこまめに連絡を取り合うことでお客様との心の距離を縮める必要があります。

ホステスが同伴を行うデメリット

一方で、ホステスが同伴を行うことにはデメリットもあります。
ノルマだからと適当に同伴をこなしていくと、そのデメリットに直面してしまうかもしれませんのでお気をつけて。
同伴を行うことにより起こり得るデメリットを3つ、ご紹介しますね。

拘束時間が同伴料に見合わない長さになる可能性がある

同伴は食事だけだとしても大体2〜3時間です。
対して同伴手当は相場で5000円ほど。
高級クラブの時給や日給を考えると、少し割りに合わないと感じるかもしれません。
特に食事だけではなく朝からゴルフ同伴に出掛ければなおさらです。
拘束時間と同伴料が見合わない可能性もあるので、そこは覚悟しておきましょう。
お客様の中には同伴したホステスに個別にチップをくださる方もいますが、お客様全員がくださるとは限りません。
ほとんど無給で、場合によっては最低賃金以下の時給換算で同伴に出掛ける場合もあります。
だからと言って朝から同伴は嫌だ、早くから待ち合わせるのは嫌だという雰囲気を出してはいけません。
同伴に行くときは、あくまで「喜んで同伴に参加しています」という意識を見せることでお客様に喜んでもらう、おもてなし精神を持つことが必要不可欠です。

同伴の途中でお客様が帰ってしまう可能性がある

例えばうっかりお客様の気分を損ねてしまったり、なんとなくお客様の気分が乗らなくなって、お客様が途中で帰られてしまうという場合も。
このパターンになると最悪ですね。
お客様が途中で帰られるととぼとぼと1人でお店に出勤しなければいけませんし、自分のせいでお客様が帰られたとなるとお店の信用問題にも繋がります。
同伴手当が少ないからと同伴中に適当な態度を見せると、こうしたケースにも繋がりかねないので気をつけましょう。
もちろん中には急に仕事が入ってしまった場合など、お客様都合のやむを得ないケースもあります。
その場合は嫌な顔をせず、お客様を送り出してあげましょう。
「また今度お店に遊びに来てくださいね」とメールなどでフォローをしておくとなおよしです。

お客様によっては割り勘を要求してくる場合がある

基本的にクラブのお客様は高収入な方が多く、同伴中のお金もお客様持ちの場合がほとんどですが、中には守銭奴な方もいらっしゃいます。
お店ではママの手前羽振りが良いように見えても、同伴中はホステスに対して割り勘を要求してくるなど、思わぬ出費が発生するかもしれません。
特に若いお客様など、クラブで遊び慣れていない方の場合はその可能性が高まります。
この場合「お客様が代金を持つのは当然でしょ?」という態度を見せてはいけません。
この場では割り勘に応じつつ、本当にそのお客様がクラブで遊べるような経済状況なのか注視しておきましょう。
特に以前まではお客様持ちだったのに、最近になって割り勘になったという場合はお客様の経済状況が悪化している兆候かもしれません。

まとめ

クラブでの同伴にはメリット・デメリット様々あります。
それぞれについて以下でまとめます。

ホステスが同伴を行うメリット

・同伴手当が出る
・次の来店に繋げることができる
・同伴ノルマを消化することもできる
ホステスが同伴を行うデメリット

・拘束時間が同伴料に見合わない長さになる可能性がある
・同伴の途中でお客様が帰ってしまう可能性がある
・お客様によっては割り勘を要求してくる場合がある

以上のように、同伴はホステスとして愛されるため、お客様にお店をより気に入ってもらうために非常に有効なサービスではあります。
しかし、ホステスの手腕ひとつでお客様の信用を失ってしまう恐れもあるので同伴に行くときは気を付けましょう。
同伴はあくまでも今後の来店やあなたのホステスの手腕を上げるためのシステムです。
お金以上に大切なメリットがたくさんありますので、同伴に誘われたら、お客様に対する最大限のおもてなしの精神を持って臨んでくださいね。